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今日の6時間目、4年生でポジティブ教育の一つである「レジリエンス」の授業を行いました。「レジリエンス」とは、立ち直る力、回復する力、乗り越える力を意味する言葉です。
これまでの自分と今を比べると、できるようになったことはたくさんありますが、最初からすぐにできた人はもちろんいません。また、できるようになるまでには、失敗したり落ち込んだり、悔しい思いをしたりすることは当然のことです。そこで、今日の授業では、「レジリエンス」の力を理解し、誰にでも「レジリエンス」の力が備わっていることを学びました。
子どもたちは、今日の授業を通して、自分にも「レジリエンス」の力があるから、今、こうしてここにいることができることを実感できたと思います。
11月12日(金)、6時間目が終わる頃、綺麗な2重の虹がかかっていました ご覧になりましたか?
さて、今日の午後、坂井町内の4つの小学校6年生が坂井中学校を訪問しました。これは毎年行われている小中連携交流事業の一つで、中学校の先生による授業を体験したり、中学校生活についての話を聴いたりすることで、中学校生活への気持ちを高め、不安な気持ちを少しでも取り除く目的があります。
オリエンテーションでは、坂井中学校の生徒会長さんから、「不安を抱えている人もいるでしょうが、先生や先輩たちは優しく、しっかりサポートしてくれるので安心してください。」という温かい言葉をもらいました。
オリエンテーションの後は、中学校の先生による数学の授業を体験しました。最初は「20を言っちゃダメゲーム」を中学校の先生と対戦して楽しみましたが、残念ながら2回とも負けてしまいました。
授業では、「『11月のカレンダー』で算数をしよう」という内容でした。カレンダーの中の正方形で囲まれた9個の数の和を、カレンダーに隠された秘密を見つけて簡単に計算する方法を考えるという内容でした。子どもたちは楽しみながら問題に取り組んでおり、数学の面白さを感じることができたようです。
最後は、体育館で中学校生活についてのいろいろな説明を聴きました。生徒会執行部の2年生からは、授業やテストのこと、学校行事のこと、坂中生の良さなどを教えてもらいました。また、部活動については、ビデオメッセージで各部活動からの温かいメッセージをもらいました。
2時間ほどの体験でしたが、6年生にとっては緊張しながらも中学校の雰囲気を味わうことのできた貴重な時間だったと思います。約4か月半後には中学生となる6年生。少しずつ中学校への気持ちを高めていってほしいと思います。