6年生租税教室
7月1日(木)、今日から7月です。1学期も残すところ14日となりました。
さて、今日の3時間目、6年生の租税教室を行いました。6年生は、5月末ごろに社会科で「税の働き」について学習しました。税金が、私たちの生活や社会を支える大切なものだということはこれまでに学習しましたが、今日は、税金の働きをさらにくわしく理解するための租税教室です。
三国税務署から2名の職員の方にお越しいただき、税金が使われているものや税金の必要性についてお話をお聴きしました。
日本には約50種類の税金があるそうです。子どもたちからは、消費税、所得税、住民税、酒税などが出てきました。今回は、100円の物を購入したときにかかる10円の消費税を例にとり、消費税の使われ方の流れを細かく教えていただきました。
小学生一人あたり、毎月教育費として使用される税金は約7万円だそうです。驚いたのは、小学校に入学してから卒業するまでの6年間で1クラスあたり、約1億円の税金が使われていることでした。実際に1億円がどれくらいの重さかを確かめるために、見本のお札の束も持ってきてくださいました。5人の児童が持ってみましたが、想像以上に重くみんな驚いていました。1億円は、約10㎏の重さがあるそうです。
税に関するDVDを視聴したあとは、○×クイズでした。日本では10%の消費税が、ハンガリーでは27%であること、宝くじで3億円当選しても税金はかからないこと、オリンピックでメダル獲得の際の報奨金にも税金はかからないことなどを、クイズ形式で楽しく学びました。
今回の租税教室では、税金は私たちが健康で豊かなくらしを送るための「会費」のようなものであり、ないと困るものだということを学ぶことができました。
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